レビトラの服用と眼科系統の副作用

レビトラは、ドイツの製薬メーカーがはじめて開発したED治療薬の銘柄であり、世界的にみても高いシェアを保っています。このレビトラの有効成分には、PDE5という酵素を阻害する作用があり、そのことによって陰部の血管の拡張を促し、女性との性行為の際、陰部に血液が十分に行き渡るようになって、EDの症状が解消されるのです。服用する時間は性行為の前1時間程度までとされていますが、そのころを目安として服用すれば、有効成分のはたらきによりすぐれた効果が期待できます。
ただし、レビトラのようなED治療薬は、血管拡張作用によって、全身にわたる血圧などにも影響を与えてしまうことがあり、これがしばしば副作用となってあらわれることがあります。たとえば、眼科系統の副作用としては、涙が止まらない、光に青や赤の色がついているように見える、視野にもやがかかったように見える、光を見ると痛みを感じる、その他の視覚異常といったものが知られています。眼科系統以外にも、頭痛、腹痛、吐き気、めまい、顔のほてりなどといったものが、比較的多くみられる副作用となっています。これらは体質によって特別な人だけが発症するというよりも、レビトラを服用したかなり多くの人に一般的に起きている症状であり、薬の効果が切れれば消滅してしまう程度のものですので、特に心配する必要はありません。
ごくまれにですが、皮膚が突然赤くなったり、発疹を生じたり、皮膚がめくれ上がるといった症状がひどくあらわれる場合は、皮膚粘膜眼症候群などの重大な副作用である可能性があります。皮膚粘膜眼症候群はED治療薬にかぎらず、化学物質を含む医薬品全般にわたって注意しなければならない副作用ですので、ただちに医師の診察を受けることが重要です。